ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
スプリンターズステークスは、軸にしたビアンフェがビリという散々な結果に終わりました。
まあ、常識的に軸にすべき馬はダノンスマッシュだったんですが、ちょっと人気薄を狙いすぎましたね。
今回は、スプリンターズステークス2020とシリウスステークス2020の回顧を行いたいと思います。
スプリンターズステークス2020の回顧
スプリンターズステークス2020は、1人気のグランアレグリアが1着。
グランアレグリアは、阪神カップを勝った後、阪急杯や夕刊フジ賞オーシャンステークスを使わずに、高松宮記念で連対していた馬。
その後、グランアレグリアは夏季G1の安田記念を勝った後、産経賞セントウルステークスやキーンランドカップに出走せず、スプリンターズステークス2020に出走してきた馬です。
この馬に似た馬が、2002年スプリンターズステークスで2着になったアドマイヤコジーン!
アドマイヤコジーンは、高松宮記念で2着になった後、安田記念を勝ち、4回新潟8日に行われたスプリンターズステークスに直接出走し、2着になっています。
ただし、アドマイヤコジーンとグランアレグリアの違いは、アドマイヤコジーンが高松宮記念の前に阪急杯(阪神1200m)で1着になっていることです。
グランアレグリアが、スプリンターズステークス2020で勝てたのは、4回中山9日開催のスプリンターズステークスだからでしょう。
4回中山9日開催のスプリンターズステークスは、2018年まではロードカナロアの連覇した2013年を除けば、高松宮記念の前走で前哨戦である阪急杯あるいは夕刊フジ賞オーシャンステークスを経ずに、高松宮記念で1着あるいは1人気をとった馬が勝利し、2019年はキーンランドカップと産経賞セントウルステークスで連対してきたタワーオブロンドンが勝っています。
タワーオブロンドンは、高松宮記念に出走していない馬なので、キーンランドカップと産経賞セントウルステークスで連続連対する必要があったのでしょう。
2着は、裏開催が1回中京だった夕刊フジ賞オーシャンステークスを勝っているダノンスマッシュ。
4回中山開催の流れに沿った馬ですね。
ただし、ダノンスマッシュは、夕刊フジ賞オーシャンステークスを勝ってから、高松宮記念に出走してしまっている馬なので、4回中山9日開催のスプリンターズステークス2020では勝てない馬です。
3着になったアウィルアウェイは、来年は京都で開催されない特別指定交流競走のシルクロードステークスの1着馬。
賞金額では除外対象なのに、レーティング順位が上位5頭に入っているクリノガウディーが同枠馬というのも大きかったのでしょうね。
シリウスステークス2020の回顧
土曜日に行われたシリウスステークス2020は、1人気のカフェファラオが1着。
中京開催となった神戸新聞杯で、1着となったコントレイルの同枠馬に、2019年4回中京開催が裏開催となっていた中山2000mの1勝クラスの葉牡丹賞を勝っていたグランデマーレがいましたが、カフェファラオも、グランデマーレと同様に、2019年4回中京開催が裏開催となっていた新馬戦(中山1800m)を勝っていた馬ですね。
神戸新聞杯のコントレイルと同じ1人気というのも、大きかったのでしょう。
2着は、3勝クラスの京都1900mの桃山ステークスの1着同着馬のサクラアリュール。
ゴールドアリュール産駒のダイシンインディーとサクラアリュールが、1枠同枠となっていたので、怪しいと思っていましたが、サクラアリュールの方でしたね。
3着は、中京で初勝利を挙げていたエイコーン。
カフェファラオとサクラアリュールが対角ゾロ目だったこともあり、連対禁止の3着席で終わっています。
最後に
4回中山開催と2回中京開催が終了し、4回東京開催、4回京都開催、4回新潟開催が始まります。
2019年も、2020年と同様に、4回東京開催、4回京都開催、4回新潟開催の3場開催となっているので、一見変わっていないように見えますが、京都競馬場整備工事があるので、今年の4回京都開催で京都開催はしばらくお休みということになりますね。
4回京都開催には秋華賞や菊花賞といったG1があるので、閉幕戦にふさわしい馬が起用されるのでしょうね。
では、また。