ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
日曜日は出かけていたので、ヴィクトリアマイル2020の結果は後で知りましたが、何と、 ディメンシオンだけでなく、セラピアも出走取消だなんて!!
これじゃあ、取消戦の申し子のアーモンドアイに勝たれてしまっても、仕方ありませんね。
今回は、ヴィクトリアマイル2020と京王杯スプリングカップ2020について回顧してみたいと思います。
ヴィクトリアマイル2020の回顧
ヴィクトリアマイル2020には6歳のテーオービクトリーが登録していたんですが、何故か回避し、出馬表には、6歳馬はディメンシオンしか、いなくなっちゃったですよね。
出馬表発表後には、唯一の6歳馬のディメンシオンも出走取消となり、6歳馬は出走することができなくなりました。
そして、ヴィクトリアマイル2020の開催当日になったら、4歳馬のセラピアまでもが出走取消!
これって想定外です。
4歳馬のセラピアが出走取消になったことで、4歳馬すべてが馬券圏外に吹っ飛びました!
可哀そうな4歳馬たち…
残った5歳馬から1着に選ばれたのは、主催者のお気に入りのアーモンドアイ!
さてさて、ここからは推察です。
アーモンドアイは、昨年の天皇賞秋の優勝馬なんですが、天皇賞秋の1着馬が翌年のヴィクトリアマイルに出走したケースというのは、2009年のウオッカと2011年のブエナビスタがいます。
ウオッカは、2008年の天皇賞秋を勝利してから、ジャパンカップ3着、ジュベルハッタ5着、ドバイデューティーフリー7着の戦歴を刻んで、ヴィクトリアマイルに出走して1人気で1着になっていますが、前年のヴィクトリアマイルで2着になっている馬でもあります。
一方、ブエナビスタは、2010年の天皇賞秋を勝利してから、ジャパンカップ2着、 有馬記念2着、ドバイワールドカップ8着を経て、ヴィクトリアマイルに出走して1人気で2着になっていますが、前年のヴィクトリアマイルで1着になっている馬でもあります。
そして、ウオッカが出走した2009年のヴィクトリアマイルも、ブエナビスタが出走した2011年のヴィクトリアマイルも出走取消戦ではありません。
つまり、ウオッカもブエナビスタも出走取消戦ではないヴィクトリアマイルで、ステップレースに出走せず、連対した馬ということになります。
アーモンドアイもステップレースに出走せず、ヴィクトリアマイル2020に出走してきた馬ですが、新型コロナの影響で出走を予定していた海外のレースが中止になっているので、ウオッカやブエナビスタとは異なります。
ただし、アーモンドアイは2019年天皇賞秋を勝利してから、有馬記念で2着同枠の9着となっていることから、ブエナビスタに近い戦歴を持っているといえるかもしれません。
予想した段階では、ディメンシオンの出走取消しかなかったので、ウオッカやブエナビスタと逆の結果を想定したわけですが、セラピアが出走取消をしたことで、否定の否定、つまり肯定という感じになってしまったのではないでしょうか。
2着に入ったサウンドキアラは、京都牝馬ステークスとサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスを連勝しているので、連対する型は持っている馬ですが、スポーツニッポン賞京都金杯も勝っているため、軽視しました。
しかし、出走取消戦である故に、浮上したと考えています。
京王杯スプリングカップ2020の回顧
京王杯スプリングカップ2020は、ダノンスマッシュとステルヴィオのゾロ目決着!
レーン騎手は、ヴィクトリアマイル2020は勝てませんでしたが、しっかり仕事をしましたね。
裏番組の新潟開催が1週ずれていたことから、2012年と2013年の京王杯スプリングカップをもとに、ステルヴィオが連対するところまでは、考えることができましたが、ダノンスマッシュとステルヴィオのゾロ目決着までは考えが及びませんでした。
ダノンスマッシュは1400mの距離で、4戦2勝、2着1回の馬!
そして、唯一着外に終わった中日スポーツ賞ファルコンステークスでも、1着同枠だったので、もう少し気にすべき馬でしたね。
2着は、予想どおりのステルヴィオでした。
そして、3着には、ダノンスマッシュとステルヴィオと同じロードカナロア産駒のグルーヴィット。
この土日の重賞のキーポイントは、アーモンドアイも含め、ロードカナロア産駒だったということですね。
最後に
今年の日本ダービーは第11レースで行われるようですね。
日本ダービーが第11レースで行われたのは、2011年と2019年の2回しかありません。
2011年の日本ダービーはオルフェーヴルが勝利し、1枠1番のウインバリアシオンが2着。
2019年の日本ダービーは、1枠1番のロジャーバローズが優勝しています。
1枠1番あるいは、逆1番の馬には注意したほうがいいかもしれませんね。