福島記念2025の出馬表
福島記念2025の登録馬は24頭。
24頭の登録馬のうち、ミッキーゴージャスが回避、エープラス、オニャンコポン、グランドカリナン、サンストックトン、ブラックシールド、ホウオウプロサンゲ、ミッキーツインクルが除外となり、16頭立てとなっている。
| 枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
| 1枠 | 1番 | クリスマスパレード | 牝4 | 56.0kg | 戸崎 圭太 | 加藤 士津八 | (株)G1レーシング |
| 1枠 | 2番 | タイムトゥヘヴン | 牡7 | 56.0kg | 柴田 善臣 | 戸田 博文 | DMMドリームクラブ(株) |
| 2枠 | 3番 | クリノメイ | 牝3 | 53.0kg | 酒井 学 | 須貝 尚介 | 栗本 依利子 |
| 2枠 | 4番 | 牝5 | 54.0kg | 松若 風馬 | 安田 翔伍 | 原 禮子 | |
| 3枠 | 5番 | シリウスコルト | 牡4 | 58.5kg | 古川 吉洋 | 田中 勝春 | 飯田 正剛 |
| 3枠 | 6番 | コガネノソラ | 牝4 | 56.0kg | 丹内 祐次 | 菊沢 隆徳 | (有)ビッグレッドファーム |
| 4枠 | 7番 | パレハ | 牝4 | 54.0kg | 鮫島 克駿 | 新谷 功一 | 中村 忠彦 |
| 4枠 | 8番 | エコロヴァルツ | 牡4 | 58.5kg | A.プーシャン | 牧浦 充徳 | 原村 正紀 |
| 5枠 | 9番 | アンリーロード | 牝5 | 52.0kg | 佐々木 大輔 | 茶木 太樹 | 三木 正浩 |
| 5枠 | 10番 | ニシノティアモ | 牝4 | 54.0kg | 津村 明秀 | 上原 佑紀 | 西山 茂行 |
| 6枠 | 11番 | リフレーミング | 牡7 | 57.0kg | 石川 裕紀人 | 藤野 健太 | 栗山 学 |
| 6枠 | 12番 | バビット | 牡8 | 57.0kg | 三浦 皇成 | 浜田 多実雄 | 宮田 直也 |
| 7枠 | 13番 | アラタ | 牡8 | 58.5kg | 横山 典弘 | 和田 勇介 | 村田 能光 |
| 7枠 | 14番 | キタウイング | 牝5 | 50.0kg | 嶋田 純次 | 小島 茂之 | (有)ミルファーム |
| 8枠 | 15番 | ダンディズム | せん9 | 56.0kg | 富田 暁 | 野中 賢二 | (株)カナヤマホールディングス |
| 8枠 | 16番 | リカンカブール | せん6 | 57.0kg | 吉田 隼人 | 吉田 隼人 | (株)ラ・メール |
回避したミッキーゴージャスは、ミッキーロケット産駒の5歳牝馬で、出走してくれば、56㎏の斤量だった安田翔伍厩舎の馬である。
福島重賞からの考察
福島で行われる重賞は、福島牝馬ステークス、ラジオNIKKEI賞、七夕賞、そして福島記念の4レース。
既に行われた今年の福島牝馬ステークス、ラジオNIKKEI賞、七夕賞を振り返ってみる。
2025年福島牝馬ステークス(16頭立て)
1着 アドマイヤマツリ 牝4 55㎏ 1枠1番(逆16番)田辺裕信騎手 1人気
2着 フェアエールング 牝5 56㎏ 3枠5番(逆12番) 丸山元気騎手 6人気
2025年ラジオNIKKEI賞(14頭立て)
1着 エキサイトバイオ 牡3 53㎏ 1枠1番(逆14番)荻野極騎手 4人気
2着 センツブラッド 牡3 56㎏ 4枠5番(逆10番)菅原明良騎手 2人気
2025年七夕賞(15頭立て)
1着 コスモフリーゲン 牡5 56㎏ 2枠2番(逆14番)柴田大知騎手 2人気
2着 ドゥラドーレス 牡6 57.5㎏ 8枠15番(逆1番)戸崎圭太騎手 1人気
今年の福島牝馬ステークス、ラジオNIKKEI賞、七夕賞は、正逆1番が連対している。
2008年福島記念からの考察
今年の福島記念は、3日間開催の初日の土曜日に行われる。
初日の土曜日は京都と福島、中日の日曜日は東京と京都、最終日は東京と福島の2場開催となっている。
馬齢表記が変更された2001年以降で、福島記念が2場開催で行われたのは2008年。
ただし、2008年の福島記念は月曜日に行われていた。
2008年福島記念(3回福島10日・15頭立て)
1着 マンハッタンスカイ 牡4 56㎏ 3枠4番(逆12番)芹沢純一騎手 7人気
2着 マイネルキッツ 牡5 55㎏ 7枠13番(逆3番)松岡正海騎手 3人気
2008年福島記念の裏番組は、京都ダート1800mのトパーズステークスだった。
2場開催で行われた2008年福島記念の1着馬は、7人気の4歳馬のマンハッタンスカイ。
マンハッタンスカイの最終賞金加算は、同年の金鯱賞(中京2000m)2着で、前走はアルゼンチン共和国杯(東京2500m)13着だった。(アルゼンチン共和国杯の斤量は56㎏)
マンハッタンスカイの同枠馬は、3歳馬のフサイチアソート(53㎏斤量・13人気)で、フサイチアソートの最終賞金加算は、前年の東京スポーツ杯2歳ステークス1着。(前走は東京1600mの富士ステークス14着)
2着になったマイネルキッツは、最終賞金加算が新潟2000mの新潟記念2着で、前走は東京2000mのOPのアイルランドトロフィー7着(アイルランドトロフィーの斤量は56㎏)
マイネルキッツの同枠馬のシャドウゲイト(8人気)は、海外G1のシンガポール航空国際カップを前年に勝っていた 57.5㎏斤量の6歳馬。
2場開催で行われた2008年福島記念の結果から考えると、3歳馬、コンマ5㎏の馬、前走が秋季の東京で走っていた馬あたりは気になる。
結論
マイルチャンピオンシップと福島記念にW登録していたのが、エコロヴァルツとタイムトゥヘヴンである。
この2頭では、賞金的にマイルチャンピオンシップに出走できるにもかかわらず、福島記念に出走してきたエコロヴァルツの方が、勝負度合いは高いだろう。
そこで、エコロヴァルツを軸にしてみる。
相手は、クリノメイ、シリウスコルト、イングランドアイズ、ニシノティアモ、リカンカブールあたり。




