京王杯2歳ステークス2025の出馬表
京王杯2歳ステークス2025の登録馬は16頭。
16頭の登録馬全頭が出走してきた。
| 枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
| 1枠 | 1番 | ネネキリマル | 牡2 | 56.0kg | 佐々木 大輔 | 河嶋 宏樹 | 中辻 明 |
| 1枠 | 2番 | シャオママル | 牡2 | 56.0kg | A.プーシャン | 加藤 士津八 | (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン |
| 3枠 | 3番 | ルートサーティーン | 牡2 | 56.0kg | 岩田 康誠 | 辻野 泰之 | (株)G1レーシング |
| 2枠 | 4番 | ミルトベスト | 牡2 | 56.0kg | 横山 武史 | 中村 直也 | 永山 勝敏 |
| 3枠 | 5番 | シーミハットク | 牡2 | 56.0kg | 三浦 皇成 | 寺島 良 | 諸江 幸祐 |
| 3枠 | 6番 | シュペルリング | 牡2 | 56.0kg | 津村 明秀 | 嘉藤 貴行 | 橋本 実 |
| 4枠 | 7番 | 牡2 | 56.0kg | 北村 宏司 | 森 秀行 | (株)アイテツ | |
| 4枠 | 8番 | ホットゥトロット | 牡2 | 56.0kg | 石橋 脩 | 堀内 岳志 | 豊井 義次 |
| 5枠 | 9番 | コックオーヴァン | 牝2 | 55.0kg | 松岡 正海 | 伊藤 伸一 | (有)ビッグレッドファーム |
| 5枠 | 10番 | ダイヤモンドノット | 牡2 | 56.0kg | C.ルメール | 福永 祐一 | 金子真人ホールディングス(株) |
| 6枠 | 11番 | フォトンゲイザー | 牡2 | 56.0kg | 木幡 巧也 | 牧 光二 | (有)ビッグレッドファーム |
| 6枠 | 12番 | フクチャンショウ | 牡2 | 56.0kg | 戸崎 圭太 | 加藤 征弘 | 福田 義明 |
| 7枠 | 13番 | フェーダーローター | 牝2 | 55.0kg | 原 優介 | 天間 昭一 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
| 7枠 | 14番 | トワニ | 牝2 | 55.0kg | 菅原 明良 | 蛯名 正義 | 岡 浩二 |
| 8枠 | 15番 | リネンタイリン | 牡2 | 56.0kg | 柴田 大知 | 南田 美知雄 | 戸山 光男 |
| 8枠 | 16番 | レッドスティンガー | 牡2 | 56.0kg | 横山 和生 | 矢嶋 大樹 | (株)東京ホースレーシング |
7枠は牝馬同士の枠となっている。
もみじステークス2着馬出走からの考察
今年の京王杯2歳ステークスに出走するダイヤモンドノットは、京都1400mのOPのもみじステークスの2着馬。
もみじステークスが1400mで行われるようになってから、もみじステークス2着馬が京王杯2歳ステークスに出走してきたのは、2014年のワキノヒビキ、2015年のレッドカーペット、2021年のテーオースパローの3頭。
ワキノヒビキは、阪神1400mの未勝利戦と新潟1400mのOPのダリア賞を連勝した後、新潟2歳ステークスに出走して8着、続く、もみじステークスで2着になっていた非社台系の2勝馬。
レッドカーペットは、2戦目の中京1400mの未勝利戦で初勝利を挙げた後、小倉2歳ステークスで4着、もみじステークスで2着になっていたノーザンファーム生産の1勝馬。
テーオースパローは、中京1200mの未勝利戦を勝った後、もみじステークスに出走して2着になっていた非社台系の1勝馬。
ダイヤモンドノットは、3戦目の阪神1400mの未勝利戦を勝った後、もみじステークスに出走して2着になっている非社台系の1勝馬で、型としてはテーオースパローに近い。
ただし、ダイヤモンドノットは1400mを勝利している馬なので、レッドカーペットとテーオースパローが出走した2015年と2021年の京王杯2歳ステークスを参考にしてみたい。
2015年京王杯2歳ステークス(18頭立て)
1着 ボールライトニング 牡2 55㎏ 8枠18番(逆1番)蛯名正義騎手 2人気
2着 アドマイヤモラール 牡2 55㎏ 7枠15番(逆4番)田辺裕信騎手 6人気
14着 レッドカーペット 牡2 55㎏ 1枠1番(逆18番)アッゼニ騎手 3人気
もみじステークス2着馬レッドカーペットが出走した2015年京王杯2歳ステークスを勝利したのは、2人気のボールライトニング。
ボールライトニングは、10月に行われた京都1400mの新馬戦を1人気で勝ってきた非社台系の栗東の馬。
2着に入ったアドマイヤモラールは、6月に行われた東京1400mの新馬戦で3着、6月に行われた東京1600mの未勝利戦で2着に終わった後、9月に行われた中山1600mの未勝利戦で1人気に応え、初勝利を飾っていたノーザンファーム生産の美浦の馬。
2015年京王杯2歳ステークスで1人気に支持されたのは、C.デムーロ騎手が騎乗したシャドウアプローチ。
シャドウアプローチは、函館1200mの未勝利戦と阪神1400mのききょうステークスを連勝していたが、3着に終わっている。(2着対角)
もみじステークス2着馬のレッドカーペットは、14着に惨敗したが、1着に入ったボールライトニングの対角に配置されていた。
2021年京王杯2歳ステークス(14頭立て)
1着 キングエルメス 牡2 55㎏ 3枠3番(逆12番)坂井瑠星騎手 8人気
2着 トウシンマカオ 牡2 55㎏ 5枠8番(逆7番)戸崎圭太騎手 4人気
6着 テーオースパロー 牡2 55㎏ 2枠2番(逆13番)岩田康誠騎手 9人気
もみじステークス2着馬テーオースパローが出走した2021年京王杯2歳ステークスは、8人気のキングエルメスが勝利。
キングエルメスは、札幌1200mの新馬戦を勝った後、札幌1500mのクローバー賞を1人気に支持されながら5着に敗れていた非社台系の栗東の馬。
2着になったトウシンマカオは、8月に行われた新潟1600mの新馬戦を2人気で勝ってきた非社台系の美浦の馬。
2021年京王杯2歳ステークスで1人気に支持されたのは、ルメール騎手が騎乗したコラリン(6枠10番配置)。
コラリンは、函館1200mの未勝利戦と中山1200mのカンナステークスを連勝していたが、4着に終わっている。(1着平行)
もみじステークス2着馬のテーオースパローは、6着に敗れ、連対馬の筋にもなっていない。
2015年と2021年の京王杯2歳ステークスの共通項は、2着馬が前走で1600mを勝っている馬であること。
結論
今年の京王杯2歳ステークスの1人気は、ダイヤモンドノットになりそうだ。
ダイヤモンドノットの鞍上がルメール騎手というのも、人気を押し上げている要因になるだろう。
ダイヤモンドノットは、秋季の阪神1400mの未勝利戦が、最終賞金加算の非社台系の馬。
2015年京王杯2歳ステークスは、1人気になったシャドウアプローチが夏季の函館1200mの未勝利戦と秋季の阪神1400mのききょうステークスを勝っているのに対し、1着になったボールライトニングが秋季の京都1400mの新馬戦を勝っているという結果。(シャドウアプローチもボールライトニングも秋季の1400mのレースを勝っている)
2021年京王杯2歳ステークスは、1人気になったコラリンが夏季の函館1200mの未勝利戦と秋季の中山1200mのカンナステークスを勝っているのに対し、1着になったキングエルメスが夏季の札幌1200mの新馬戦を勝っているという結果。(コラリンもキングエルメスも夏季の1200mのレースを勝っている)
また、2015年京王杯2歳ステークスと2021年京王杯2歳ステークスでは、1人気になった馬の筋が連対している。
この2015年京王杯2歳ステークスと2021年京王杯2歳ステークスの結果から考えると、秋季の1400mのレースに勝利している馬が気になる
今年の京王杯2歳ステークスの出走馬で、秋季の1400mのレースを勝っている馬で、ダイヤモンドノットの筋になっている馬は、シャオママルだけ。
ただし、シャオママルの前走の騎乗騎手はルメール騎手である。
ルメール騎手は、シャオママルではなく、ダイヤモンドノットを選んだということ。
そこで、ダイヤモンドノットを軸にする。
相手は、ルートサーティーン、シュペルリング、トワニ、シャオママル。





