
昨年のラジオNIKKEI賞には、JRA70周年のサブタイトルが付けられていた。
いわば、記念レースということだ。
JRA70周年のサブタイトルをつけられたラジオNIKKEI賞を勝利したオフトレイルは、同年のMBS賞スワンステークスで2着に入ったが、その後は、短距離路線に行ったが、結果が出ていない。
一方、オフトレイルが勝利したラジオNIKKEI賞で2着になったシリウスコルトは、リステッド競走の福島民報杯とハンデ重賞の新潟大賞典を連勝している。
オフトレイルとシリウスコルトの今後の活躍は不明だが、何故か、ラジオNIKKEI賞は2着馬が活躍しているイメージがある。
サブタイトルが消えた今年のラジオNIKKEI賞は、どんな結果になるのだろう。
ラジオNIKKEI賞2025の出馬表
ラジオNIKKEI賞2025の登録馬は14頭。
14頭の登録馬が、すべて出走してきた。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | エキサイトバイオ | 牡3 | 53.0kg | 荻野 極 | 今野 貞一 | バイオ(株) |
2枠 | 2番 | フクノブルーレイク | 牡3 | 57.0kg | 松岡 正海 | 竹内 正洋 | 福島 祐子 |
3枠 | 3番 | スナークピカソ | 牡3 | 53.0kg | 小沢 大仁 | 高橋 一哉 | 杉本 豊 |
3枠 | 4番 | レーヴブリリアント | 牡3 | 54.0kg | 舟山 瑠泉 | 田中 博康 | 松田 和志 |
4枠 | 5番 | センツブラッド | 牡3 | 56.0kg | 菅原 明良 | 斉藤 崇史 | ゴドルフィン |
4枠 | 6番 | ビーオンザカバー | 牡3 | 55.0kg | 田辺 裕信 | 伊藤 圭三 | (有)社台レースホース |
5枠 | 7番 | インパクトシー | 牡3 | 53.0kg | 横山 琉人 | 大竹 正博 | 中村 昭博 |
5枠 | 8番 | エーオーキング | 牡3 | 55.0kg | 大野 拓弥 | 久保田 貴士 | (株)ネクストトライ |
6枠 | 9番 | モティスフォント | 牡3 | 54.0kg | C.ルメール | 田村 康仁 | (有)サンデーレーシング |
6枠 | 10番 | ![]() |
牡3 | 53.0kg | 内田 博幸 | 上原 博之 | 石田 勇 |
7枠 | 11番 | トレサフィール | 牡3 | 55.0kg | 横山 典弘 | 稲垣 幸雄 | (株)YGGホースクラブ |
7枠 | 12番 | バズアップビート | 牡3 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 友道 康夫 | (有)キャロットファーム |
8枠 | 13番 | チョングク | 牡3 | 52.0kg | 丸田 恭介 | 南田 美知雄 | (有)ミルファーム |
8枠 | 14番 | ショウナンマクベス | 牡3 | 54.0kg | 津村 明秀 | 武市 康男 | 国本 哲秀 |
トップハンデはフクノブルーレイク、最軽量ハンデはチョングクとなっている。
日刊スポーツ賞中山金杯とスプリングステークスからの考察
ラジオNIKKEI賞は、今年、第74回開催を迎えるが、同じ第74回開催だったのが、日刊スポーツ賞中山金杯とスプリングステークスの2レースである。
今年の日刊スポーツ賞中山金杯は、18頭立てで行われ、1枠2番配置(逆17番)のアルナシーム(4人気)が1着、2着は、4枠7番配置(逆12番)のマイネルモーント(6人気)が入っていた。
一方、今年のスプリングステークスは、12頭立てで行われ、7枠9番配置(逆4番)のピコチャンブラック(2人気)が1着、2着は、7枠10番配置(逆3番)の フクノブルーレイク(7人気)が入っていた。
この2レースの結果は興味深い。
日刊スポーツ賞中山金杯は、2番と7番の決着で、スプリングステークスは2人気と7人気の決着となっている。
馬番と人気を入れ替えて、決着させていることになる。
結論
今年のラジオNIKKEI賞出走馬で、福島競馬場での勝利歴を持つ馬はエーオーキング1頭。
エーオーキングが福島競馬場で勝った未勝利戦は1800mであることから、逆7番のエーオーキングを軸にしてみる。
相手はセンツブラッド、トレサフィール、フクノブルーレイクあたり。