阪急杯2025(第69回)の考察

阪急杯2025の出馬表

阪急杯2025の登録馬は20頭。

 

登録馬20頭のうち、ゴールデンシロップが回避、グレイイングリーンが除外され、18頭立て(フルゲート)となっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 オオバンブルマイ 牡5 57.0kg A.ルメートル 吉村 圭司 岡 浩二
1枠 2番 ドナベティ 牝4 55.0kg 田口 貫太 矢作 芳人 小川 眞査雄
2枠 3番 フルメタルボディー せん5 57.0kg 国分 優作 清水 久詞 (有)社台レースホース
2枠 4番 シュバルツカイザー せん7 57.0kg 岩田 康誠 大竹 正博 ゴドルフィン
3枠 5番 トゥラヴェスーラ 牡10 57.0kg 池添 謙一 高橋 康之 吉田 照哉
3枠 6番 アサカラキング 牡5 57.0kg 斎藤 新 斎藤 誠 山口 雄司
4枠 7番 ブーケファロス 牡5 57.0kg 富田 暁 清水 英克 矢野 まり子
4枠 8番 フォーチュンタイム 牡4 57.0kg 岩田 望来 吉岡 辰弥 伊藤 功一
5枠 9番 ヴァトレニ せん7 57.0kg 酒井 学 長谷川 浩大 野田 政義
5枠 10番 スズハローム 牡5 57.0kg 吉村 誠之助 牧田 和弥 森 達郎
6枠 11番 アグリ 牡6 57.0kg 吉田 隼人 杉山 晴紀 三木 正浩
6枠 12番 モズメイメイ 牝5 55.0kg 松若 風馬 音無 秀孝 (株)キャピタル・システム
7枠 13番 ソーダズリング 牝5 55.0kg 浜中 俊 音無 秀孝 (有)社台レースホース
7枠 14番 ジャングロ 牡6 57.0kg 横山 典弘 森 秀行 藤田 晋
7枠 15番 ダノンスコーピオン 牡6 58.0kg 和田 竜二 福永 祐一 (株)ダノックス
8枠 16番 カンチェンジュンガ 牡5 57.0kg 幸 英明 庄野 靖志 幅田 昌伸
8枠 17番 ダノンマッキンリー 牡4 58.0kg 北村 友一 藤原 英昭 (株)ダノックス
8枠 18番 セッション 牡5 57.0kg M.デムーロ 斉藤 崇史 林 正道

今月で引退する音無秀孝調教師が管理するモズメイメイとソーダズリングが出走してきた。

京都1400m戦からの考察

今年の阪急杯は、1回阪神2日から1回京都7日に移動している。

 

阪神1400mで行われる阪急杯と京都1400mで行われる阪急杯では、当然異なる。

 

まずは、1年以内に行われた京都1400mの古馬重賞の傾向から探ってみる。

 

2024年MBS賞スワンステークス(5回京都7日・17頭立て)

1着 ダノンマッキンリー 牡3 55㎏ 8枠17番(逆1番)松山弘平騎手 5人気

2着 オフトレイル マル外 牡3 55㎏ 3枠6番(逆12番)武豊騎手 6人気

3着 トゥラヴェスーラ 牡9 57㎏ 3枠5番(逆13番)藤岡佑介騎手 13人気

 

17頭立てで行われた2024年MBS賞スワンステークスは、3歳馬同士の決着。

 

1着になったダノンマッキンリーは、同年の中日スポーツ賞ファルコンステークス(中京1400m)を勝っていたノーザンファーム生産馬。

 

ダノンマッキンリーの同枠には、最下位人気のマテンロウオリオン、ブービー人気のセルバーグがおり、この2頭は5歳馬だった。

 

2着に入ったオフトレイルは、同年のラジオNIKKEI賞を勝っていたマル外の馬、ゴドルフィンが馬主の馬だった。

 

オフトレイルの同枠馬で3着に入ったトゥラヴェスーラは、社台ファーム生産、吉田照哉氏所有の9歳馬。

 

なお、2024年MBS賞スワンステークスの1人気は、3歳牝馬のクランフォードだった。

 

2024年阪神カップ(7回京都7日・18頭立て)

1着 ナムラクレア 牝5 56㎏ 8枠16番(逆3番)ルメール騎手 1人気

2着 マッドクール マル外 牡5 6枠11番(逆8番)坂井瑠星騎手 6人気

3着 オフトレイル マル外 牡3 57㎏ 7枠14番(逆5番)菱田裕二騎手 9人気

 

18頭立てで行われた2024年阪神カップは、5歳馬同士の決着。

 

1着に入ったナムラクレアは、前年のキーランドカップなど重賞を4回勝っていた非社台系の1人気の牝馬。

 

ナムラクレアの同枠は、レッドモンレーヴとエトヴプレの2頭。

 

レッドモンレーヴは10人気の5歳馬、エトヴプレは13人気のマル外の3歳牝馬。

 

2着になったマッドクールは、同年の高松宮記念を勝っていたサンデーレーシングが馬主のマル外。

 

マッドクールの同枠馬のウインマーベルは、松山弘平騎手が騎乗していた2人気の5歳馬。

 

京都1400mで行われた2024年MBS賞スワンステークスと2024年阪神カップの共通項は、2着馬がマル外で6人気だったこと。

 

また、3歳馬が1人気だった2024年MBS賞スワンステークスは3歳馬同士の決着、5歳馬が1人気だった2024年阪神カップは5歳馬同士の決着になっていた。

結論

降雪の可能性があるため、前日発売が中止になっている。

 

開催されても、良馬場は望めないと見る。

 

前残りを想定して、先行馬のアサカラキングを軸にしてみる。

 

2024年MBS賞スワンステークスと2024年阪神カップで6人気の馬が2着になっているが、阪急杯2025では正6番に変えてくる…

 

相手は、フォーチュンタイム、セッション、ダノンマッキンリー、カンチェンジュンガ、フルメタルボディーあたり。