フェアリーステークス2025の出馬表
フェアリーステークス2025には26頭が登録。
26頭の登録馬のうち、ザローズハーツが回避、アイサンサン、カリーン、キスアンドクライ、キョウエイボニータ、シホリーン、ジョリーレーヌ、パーリーラスター、プリンセッサ、ホリーアンの9頭が抽選で外れ、16頭立て(フルゲート)となっている。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | マイスターヴェルク | 牝3 | 55.0kg | T.マーカンド | 勢司 和浩 | (有)キャロットファーム |
1枠 | 2番 | キタノクニカラ | 牝3 | 55.0kg | 丸田 恭介 | 小島 茂之 | (有)ミルファーム |
2枠 | 3番 | ジャルディニエ | 牝3 | 55.0kg | 斎藤 新 | 奥村 豊 | NYレーシング |
2枠 | 4番 | ネーブルオレンジ | 牝3 | 55.0kg | 丹内 祐次 | 杉山 佳明 | 吉田 千津 |
3枠 | 5番 | ハードワーカー | 牝3 | 55.0kg | 佐々木 大輔 | 竹内 正洋 | 池田 草龍 |
3枠 | 6番 | ミーントゥビー | 牝3 | 55.0kg | 松岡 正海 | 堀内 岳志 | 塚本 幹雄 |
4枠 | 7番 | ホウオウガイア | 牝3 | 55.0kg | 田辺 裕信 | 大竹 正博 | 小笹 芳央 |
4枠 | 8番 | レイユール | 牝3 | 55.0kg | 嶋田 純次 | 手塚 貴久 | 榊原 源一郎 |
5枠 | 9番 | モルティフレーバー | 牝3 | 55.0kg | 北村 宏司 | 清水 久詞 | (有)キャロットファーム |
5枠 | 10番 | ルージュミレネール | 牝3 | 55.0kg | 横山 和生 | 斎藤 誠 | (株)東京ホースレーシング |
6枠 | 11番 | エストゥペンダ | 牝3 | 55.0kg | 三浦 皇成 | 高柳 瑞樹 | Viridian Keiba Club |
6枠 | 12番 | エリカエクスプレス | 牝3 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 杉山 晴紀 | 三木 正浩 |
7枠 | 13番 | ティラトーレ | 牝3 | 55.0kg | 木幡 巧也 | 牧 光二 | STレーシング |
7枠 | 14番 | ニシノラヴァンダ | 牝3 | 55.0kg | 菅原 明良 | 奥平 雅士 | 西山 茂行 |
8枠 | 15番 | ミラーダカリエンテ | 牝3 | 55.0kg | 石川 裕紀人 | 相沢 郁 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
8枠 | 16番 | レモンバーム | 牝3 | 55.0kg | 団野 大成 | 嘉藤 貴行 | (有)ビッグレッドファーム |
回避したザローズハーツは、3戦目となる東京ダート1600mの未勝利戦を勝っていたレイクヴィラファーム生産、大竹正博厩舎の馬である。
日刊スポーツ賞シンザン記念とW登録していたエストゥペンダとエリカエクスプレスが同枠、日刊スポーツ賞シンザン記念とW登録していたホウオウガイアとルージュミレネールが対角配置となっている。
日曜開催のフェアリーステークスからの考察
フェアリーステークスは、2009年に12月から1月に日程移動があり、以後、1月に継続して行われている。
2009年は日刊スポーツ賞シンザン記念と同日の日曜日、2010年~2012年は日刊スポーツ賞シンザン記念の翌日の月曜日(祝日)、2013年は土曜日、2014年~2016年は日刊スポーツ賞シンザン記念の翌日の月曜日(祝日)、2017年は日刊スポーツ賞シンザン記念と同日の日曜日、2018年は日曜日、2019年は土曜日、2020年~2023年は日刊スポーツ賞シンザン記念の翌日の月曜日(祝日)、2024年は日曜日開催となっている。
日程移動があった2009年以降で考えると、2018年と2024年が今年と近い感じ。
2018年フェアリーステークス(1回中山2日・16頭立て)
1着 プリモシーン 牝3 54㎏ 7枠14番(逆3番)戸崎圭太騎手 2人気
2着 スカーレットカラー 牝3 54㎏ 5枠10番(逆7番)太宰啓介騎手 6人気
3着 レッドベルローズ 牝3 54㎏ 7枠13番(逆4番)蛯名正義騎手 7人気
2018年フェアリーステークスで勝利したプリモシーンは、中山1600mの新馬戦を1人気2着で敗れた後、東京1600mの未勝利戦で1人気になり、1着になっていたノーザンファーム生産、シルクレーシングが馬主の美浦の馬。
2着になったスカーレットカラーは、2戦目の中京1600mの未勝利戦で初勝利を挙げ、3戦目のアルテミスステークスで5着、500万下条件戦の白菊賞(京都1600m)で2着になっていたノースヒルズ生産の栗東の馬。
プリモシーンの同枠馬で3着になったレッドベルローズは、東京1600mの新馬戦を3人気で勝ってきたノーザンファーム生産の美浦の馬。
2024年フェアリーステークス(1回中山2日・14頭立て)
1着 イフェイオン 牝3 55㎏ 8枠13番(逆2番) 西村淳也騎手 5人気
2着 マスクオールウィン 牝3 55㎏ 3枠3番(逆12番)津村明秀騎手 6人気
3着 ラヴスコール 牝3 55㎏ 1枠1番(逆14番)横山武史騎手 4人気
2024年フェアリーステークスを勝ったイフェイオンは、京都1600mの新馬戦を6人気3着で敗れた後、京都1600mの未勝利戦を2人気で勝ってきた社台ファーム生産、社台レースホースが馬主の栗東の馬。
2着に入ったマスクオールウィンは、2戦目の福島1200mの未勝利戦で初勝利を挙げ、5戦目の1勝クラスの黒松賞(中山1200m)で2勝目を獲得してきた社台ファーム生産の美浦の馬。
3着になったラヴスコールは、札幌1500mの新馬戦を勝った後、アルテミスステークスに出走し、6着に敗れていたノーザンファーム生産の美浦の馬。
2018年のフェアリーステークスは、秋季の中山でデビューし、未勝利戦を勝ってきたノーザンファーム生産馬が1着、夏季の阪神でデビューし、アルテミスステークスを5着に敗れていたノースヒルズ生産馬が2着になっている。
2024年のフェアリーステークスは、秋季の京都でデビューし、未勝利戦を勝ってきた社台ファーム生産馬が1着、夏季の東京でデビューし、オープンクラスに出走経験があり、中山1200mの1勝クラスを勝ってきた社台ファーム生産馬が2着になっている。
ということは、2018年と2024年のフェアリーステークスは、秋にローカルではない競馬場でデビューし、未勝利戦を勝ってきた馬が1着、2着はローカルではない競馬場で夏季にデビューし、オープンクラスを経験している馬という決着になっている。
結論
フェアリーステークス2025の出走馬に、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬が2頭いる。
阪神ジュベナイルフィリーズは、2歳牝馬レースの頂点のレース。
そして、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズは、阪神ではなく京都で行われた。
京都で行われた昨年の阪神ジュベナイルフィリーズに出走した2頭が、おそらく、このフェアリーステークスのキーホースになる。
ジャルディニエとミーントゥビーの2頭が、京都で行われた昨年の阪神ジュベナイルフィリーズに出走した2頭である。
この2頭のうち、ローカルではない競馬場で夏季にデビューした馬は、ジャルディニエである。
今回は、ジャルディニエを軸とする。
相手は、エリカエクスプレス、レイユール、ティラトーレ、マイスターヴェルク、ミーントゥビーあたり。