ホープフルステークス2023の考察

ホープフルステークス2023の出馬表

ホープフルステークス2023には、22頭が登録。

 

登録馬22頭のうち、ココナツキュートが除外、カフェグランデ、ニューステソーロ、ロジルーラーが抽選で外れ、18頭立てとなっていたが、サンライズアースが左前挫跖により出走取消となった。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ゴンバデカーブース 牡2 56.0kg 松山 弘平 堀 宣行 (株)G1レーシング
1枠 2番 ヴェロキラプトル 牡2 56.0kg 戸崎 圭太 高野 友和 加藤 裕司
2枠 3番 アンモシエラ 牝2 55.0kg 藤田 菜七子 松永 幹夫 広尾レース(株)
2枠 4番 アドミラルシップ 牡2 56.0kg H.ドイル 相沢 郁 芹澤 精一
3枠 5番 サンライズジパング 牡2 56.0kg 菅原 明良 音無 秀孝 (株)ライフハウス
3枠 6番 シンエンペラー 牡2 56.0kg B.ムルザバエフ 矢作 芳人 藤田 晋
4枠 7番 テンエースワン 牡2 56.0kg 横山 和生 大久保 龍志 天白 泰司
4枠 8番 インザモーメント 牡2 56.0kg 佐々木 大輔 田中 克典 前田 幸大
5枠 9番 タリフライン 牡2 56.0kg T.マーカンド 古賀 慎明 吉田 勝己
5枠 10番 シリウスコルト 牡2 56.0kg 三浦 皇成 宗像 義忠 飯田 正剛
6枠 11番 ショウナンラプンタ 牡2 56.0kg 鮫島 克駿 高野 友和 国本 哲秀
6枠 12番 ディスペランツァ 牡2 56.0kg L.モリス 吉岡 辰弥 (有)ターフ・スポート
7枠 13番 レガレイラ 牝2 55.0kg C.ルメール 木村 哲也 (有)サンデーレーシング
7枠 14番 ホルトバージ 牡2 56.0kg 今村 聖奈 寺島 良 (株)YGGホースクラブ
7枠 15番 ウインマクシマム 牡2 56.0kg 松岡 正海 畠山 吉宏 (株)ウイン
8枠 16番 センチュリボンド 牡2 56.0kg 武 豊 庄野 靖志 中水 英紀
8枠 17番 サンライズアース 牡2 56.0kg M.デムーロ 石坂 公一 (株)ライフハウス
8枠 18番 ミスタージーティー 牡2 56.0kg 坂井 瑠星 矢作 芳人 田畑 利彦

kkk

阪神JFと朝日杯FSからの考察

2歳G1は、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークス、ホープフルステークスの3レース。

 

まずは、今年行われた阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスの結果を見てみる。

 

2023年阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神1600m・18頭立て)

1着 アスコリピチェーノ 牝2 55㎏ 4枠7番(逆12番)北村宏司騎手 3人気

前走 新潟2歳ステークス(新潟1600m・特指・馬齢)1人気1着 55㎏斤量

前々走 新馬戦(東京1400m)1人気1着 55㎏斤量

2着 ステレンボッシュ 牝2 55㎏ 3枠6番(逆13番)ルメール騎手 5人気

前走 1勝クラス・赤松賞(東京1600m)1人気1着 55㎏斤量

前々走 1勝クラス・サフラン賞(中山1600m)1人気2着 55㎏斤量

3着 コラソンビート 牝2 55㎏ 5枠10番(逆9番)横山武史騎手 2人気

前走 京王杯2歳ステークス(東京1400m・指定・馬齢)1人気1着(レコード)

前々走 ダリア賞(新潟1400m・特指・別定)1人気1着

 

18頭立てで行われた阪神1600mを舞台とする今年の阪神ジュベナイルフィリーズは、新潟1600mの新潟2歳ステークスを1人気で勝ってきた3人気のアスコリピチェーノが1着。

 

2着は、11月19日に行われた東京1600mの1勝クラスである赤松賞を1人気で勝っていたステレンボッシュ。

 

3着は、京王杯2歳ステークスを1人気で勝ってきたコラソンビート。

 

2023年朝日杯フューチュリティステークス(阪神1600m・17頭立て)

1着 ジャンタルマンタル 牡2 56㎏ 2枠3番(逆15番)川田将雅騎手 1人気

前走 デイリー杯2歳ステークス(京都1600m・指定・馬齢)1人気1着 56㎏斤量

前々走 新馬戦(京都1800m)2人気1着 56㎏斤量

2着 エコロヴァルツ 牡2 56㎏ 1枠1番(逆17番)武豊騎手 4人気

前走 コスモス賞(札幌1800m・特指・別定)1人気1着 55㎏斤量

前々走 新馬戦(福島1800m)2人気1着 55㎏斤量

3着 タガノエルピーダ 牝2 55㎏ 3枠5番(逆13番)団野大成騎手 5人気

前走 新馬戦(京都1600m)2人気1着 55㎏斤量

 

17頭立てで行われた阪神1600m舞台の今年の朝日杯フューチュリティステークスは、京都1800mの新馬戦と京都1600mのデイリー杯2歳ステークスを56㎏斤量で連勝していたジャンタルマンタルが1着。

 

2着に入ったエコロヴァルツは、福島1800mの新馬戦と札幌1800mのコスモス賞を55㎏斤量で連勝していた馬。

 

3着になったタガノエルピーダは、京都1600mの新馬戦(秋季)を55㎏斤量で勝ってきた牝馬。

 

今年の阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスの1着馬は、1600mの重賞を勝っていた馬が1着になっている。

 

阪神ジュベナイルフィリーズも朝日杯フューチュリティステークスも、1600mで行われるG1レースなので、距離が同じ重賞で勝利している馬が勝ったといえるだろう。

 

2着馬は、阪神ジュベナイルフィリーズが1着馬のアスコリピチェーノが夏季開催のみの賞金加算に対し、秋季開催でも賞金加算してきたステレンボッシュを起用している。

 

一方、朝日杯フューチュリティステークスの2着馬は、1着馬のジャンタルマンタルが秋季開催のみの賞金加算に対し、夏季開催だけで賞金加算してきたエコロヴァルツを選択している。

NHKマイルカップからの考察

今年行われたG1で、出走取消戦となったレースはNHKマイルカップのみ。

 

今年のNHKマイルカップは、6枠12番に配置されたM.デムーロ騎手騎乗のクルゼイロドスルが出走取消をし、クルゼイロドスルと同枠だったシャンパンカラーが1着、2着はウンブライルとなっていた。

 

出走取消をしたクルゼイロドスルは、東京1600mの未勝利戦で初勝利を挙げ、年明けのジュニアカップで2勝目を挙げた馬。

 

1着になったシャンパンカラーは、東京1600mの新馬戦とベゴニア賞(1勝クラス)を連勝し、ニュージーランドトロフィーで3着に入り、NHKマイルカップの優先出走権を獲得していた2勝馬。

 

2着になったウンブライルは、阪神ジュベナイルフィリーズで15着、デイリー杯クイーンカップ6着(2着平行)、ニュージーランドトロフィー2着の成績を残していた馬だった。

 

ホープフルステークス2023の取消馬も、NHKマイルカップと同様にM.デムーロ騎手が騎乗予定の馬だったので、単純に同枠馬と考えると、センチュリボンドやミスタージーティーは気になる。

結論

阪神ジュベナイルフィリーズや朝日杯フューチュリティステークスの1着馬が同距離の重賞1着馬を選んでいることから、シンエンペラーを軸に!

 

相手は、出走取消をしたサンライズアースと同じ馬主のサンライズジパング、55㎏斤量のみの賞金加算馬のシリウスコルト、牝馬のレガレイラ、出走馬で最後に初勝利を挙げたウインマクシマム、人気のゴンバデカーブースあたり。