ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回も、天皇賞（春）2023について考えてみたいと思います。
天皇賞（春）2023の出馬表
17頭が登録した天皇賞（春）2023でしたが、17頭全頭が出走してきました。
現在のところ、1人気はタイトルホルダー、2人気はジャスティンパレス、3人気はアスクビクターモアとなっています。
| 枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
| 1枠 | 1番 | ジャスティンパレス | 牡4 | 58.0kg | C.ルメール | 杉山 晴紀 | 三木 正浩 |
| 1枠 | 2番 | ディープモンスター | 牡5 | 58.0kg | 浜中 俊 | 池江 泰寿 | DMMドリームクラブ(株) |
| 2枠 | 3番 | タイトルホルダー | 牡5 | 58.0kg | 横山 和生 | 栗田 徹 | 山田 弘 |
| 2枠 | 4番 | メロディーレーン | 牝7 | 56.0kg | 幸 英明 | 森田 直行 | 岡田 牧雄 |
| 3枠 | 5番 | アイアンバローズ | 牡6 | 58.0kg | 坂井 瑠星 | 上村 洋行 | 猪熊 広次 |
| 3枠 | 6番 | アスクビクターモア | 牡4 | 58.0kg | 横山 武史 | 田村 康仁 | 廣崎利洋HD(株) |
| 4枠 | 7番 | ディープボンド | 牡6 | 58.0kg | 和田 竜二 | 大久保 龍志 | 前田 晋二 |
| 4枠 | 8番 | トーセンカンビーナ | 牡7 | 58.0kg | 岩田 望来 | 加藤 征弘 | 島川 隆哉 |
| 5枠 | 9番 | ヒュミドール | せん7 | 58.0kg | 武 豊 | 小手川 準 | (有)サンライズ |
| 5枠 | 10番 | サンレイポケット | 牡8 | 58.0kg | M.デムーロ | 高橋 義忠 | 永井 啓弍 |
| 6枠 | 11番 | ディアスティマ | 牡6 | 58.0kg | 北村 友一 | 高野 友和 | (有)サンデーレーシング |
| 6枠 | 12番 | ブレークアップ | 牡5 | 58.0kg | 松山 弘平 | 吉岡 辰弥 | 阿部 東亜子 |
| 7枠 | 13番 | ボルドグフーシュ | 牡4 | 58.0kg | 川田 将雅 | 宮本 博 | (有)社台レースホース |
| 7枠 | 14番 | マテンロウレオ | 牡4 | 58.0kg | 横山 典弘 | 昆 貢 | 寺田 千代乃 |
| 8枠 | 15番 | エンドロール | 牡4 | 58.0kg | 永野 猛蔵 | 青木 孝文 | 石川 秀守 |
| 8枠 | 16番 | シルヴァーソニック | 牡7 | 58.0kg | D.レーン | 池江 泰寿 | (有)社台レースホース |
| 8枠 | 17番 | アフリカンゴールド | せん8 | 58.0kg | 国分 恭介 | 西園 正都 | ゴドルフィン |
前年の天皇賞（春）にはいなかった騙馬が2頭出走しますね。
有馬記念からのサイン
天皇賞（春）2023に出走するタイトルホルダーは、有馬記念でファン投票1位に選ばれながら、有馬記念当日の人気が2人気になっていた馬。
有馬記念でファン投票1位になりながら、有馬記念当日の人気が2人気以下になっていたのは、1984年のミスターシービー、1990年のオグリキャップ、1996年のマヤノトップガン、1997年と1998年のエアグルーヴ、1999年のスペシャルウィーク、2002年のナリタトップロード、2007年のウオッカ、2011年のブエナビスタ、2016年のキタサンブラック、そして、2022年のタイトルホルダー。
このうち、翌年の天皇賞（春）に出走してきたのは、ミスターシービー、マヤノトップガン、キタサンブラックの3頭。
1984年の有馬記念ファン投票1位馬のミスターシービーは、有馬記念当日は2人気で3着、翌年のサンケイ大阪杯で1人気2着、天皇賞（春）で2人気5着。
ミスターシービーが5着に敗れた1985年天皇賞（春）は、5歳馬のシンボリルドルフが1着。
1996年の有馬記念ファン投票1位馬のマヤノトップガンは、有馬記念当日は2人気で7着、翌年の阪神大賞典で1人気1着、天皇賞（春）で2人気1着。
2016年の有馬記念ファン投票1位馬のキタサンブラックは、有馬記念当日は2人気で2着、翌年の大阪杯で1人気1着、天皇賞（春）で1人気1着。
1985年天皇賞（春）を勝ったシンボリルドルフは、1984年の3冠馬（皐月賞・日本ダービー・菊花賞）で、1997年天皇賞（春）を勝ったマヤノトップガンは1985年菊花賞馬、2017年天皇賞（春）を勝ったキタサンブラックは2015年菊花賞馬。
以上の結果から考えると、菊花賞を勝っているタイトルホルダーとアスクビクターモアは気になります。
最後に
前年の阪神開催から京都開催に戻った1995年天皇賞（春）は、7歳馬のライスシャワーが勝利し、2着には6歳馬のステージチャンプが入っています。
ライスシャワーは、京都開催の1992年菊花賞と1993年天皇賞（春）を勝っているG1馬でしたが、1993年天皇賞（春）から勝ち星に恵まれず、前走の日経賞では59㎏斤量を背負って1人気6着に敗れていました。
2着になったステージチャンプは、京都で開催された1993年菊花賞の2着馬で、前走の日経賞では58㎏斤量で4人気2着になっています。
前走の日経賞で1人気になり、58㎏斤量で9着に敗れているアスクビクターモアは、なんとなくライスシャワーに似ています。
また、地方馬の優先出走ルートとして、今年から過去1年間のG1での1着歴が加わりましたが、タイトルホルダーは前年の宝塚記念を勝っているにもかかわらず、日経賞まで勝ってしまったのが…
そこで、アスクビクターモアを軸にしてみます。
相手は、ボルドグフーシュ、シルヴァーソニック、ヒュミドール、ブレークアップ、タイトルホルダーあたり。
