ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
厩舎従業員のストライキによる影響で、開催中止の可能性があった中央競馬ですが、何とか開催に落ち着いたようですね。
関係者のご苦労があるとは思いますが、うまく、折り合いが着くと良いですね。
さて、今回はフラワーカップ2023について考えてみたいと思います。
フラワーカップ2023の出馬表
17頭が登録したフラワーカップ2023でしたが、マイレーヌが回避し、16頭立てとなっています。
マイレーヌは、福島1800mの未勝利戦を勝っただけの1勝馬ですね。
現在のところ、1人気はエミュー、2人気はマテンロウアルテ、3人気はドナウパールとなっています。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ドナウパール | 牝3 | 54.0kg | 戸崎 圭太 | 斉藤 崇史 | (有)サンデーレーシング |
1枠 | 2番 | パルティキュリエ | 牝3 | 54.0kg | 横山 武史 | 田中 博康 | (有)サンデーレーシング |
2枠 | 3番 | マルカシャルマン | 牝3 | 54.0kg | 石川 裕紀人 | 浜田 多実雄 | 日下部 猛 |
2枠 | 4番 | エミュー | 牝3 | 54.0kg | M.デムーロ | 和田 正一郎 | (株)ノースヒルズ |
3枠 | 5番 | ディヴァージオン | 牝3 | 54.0kg | 内田 博幸 | 藤岡 健一 | 幅田 昌伸 |
3枠 | 6番 | パルクリチュード | 牝3 | 54.0kg | 西村 淳也 | 松永 幹夫 | (有)キャロットファーム |
4枠 | 7番 | ミカッテヨンデイイ | 牝3 | 54.0kg | 松岡 正海 | 堀内 岳志 | ニューマレコード(株) |
4枠 | 8番 | マテンロウアルテ | 牝3 | 54.0kg | 横山 典弘 | 坂口 智康 | 寺田 千代乃 |
5枠 | 9番 | セリオーソ | 牝3 | 54.0kg | 三浦 皇成 | 高柳 瑞樹 | Viridian Keiba Club |
5枠 | 10番 | クリニクラウン | 牝3 | 54.0kg | 原 優介 | 小手川 準 | 新木 鈴子 |
6枠 | 11番 | フラッシングレート | 牝3 | 54.0kg | 石橋 脩 | 音無 秀孝 | 吉田 勝己 |
6枠 | 12番 | ゴールデンハインド | 牝3 | 54.0kg | 丹内 祐次 | 武市 康男 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
7枠 | 13番 | ニシノコウフク | 牝3 | 54.0kg | 田辺 裕信 | 伊藤 大士 | 西山 茂行 |
7枠 | 14番 | エメリヨン | 牝3 | 54.0kg | 横山 和生 | 加藤 士津八 | (有)社台レースホース |
8枠 | 15番 | ココクレーター | 牝3 | 54.0kg | C.ルメール | 木村 哲也 | (有)キャロットファーム |
8枠 | 16番 | ヒップホップソウル | 牝3 | 54.0kg | 津村 明秀 | 木村 哲也 | (有)社台レースホース |
サンデーレーシングが馬主のドナウパールとパルティキュリエが同枠配置となっています。
ということは、フラワーカップ2023は染め分け帽戦となりますね。
2021年フラワーカップからのサイン
昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬のリバティアイランドは、桜花賞の指定レースであるチューリップ賞、報知杯フィリーズレビュー、アネモネステークスに向かわず、桜花賞に直行するようですね。
阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬が、クイーンカップや桜花賞の指定レースに出走せず、桜花賞に出走したのはソダシだけ。
フラワーカップも、阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬が桜花賞に直行する影響は、当然あるでしょう。
ならば、ソダシが桜花賞に直行した2021年に行われたフラワーカップは参考になるはず。
では、2021年フラワーカップの結果を見てみます。
2021年フラワーカップ(2回中山7日・16頭立て)
1着 ホウオウイクセル 牝3 54㎏ 2枠3番(逆14番)丸田恭介騎手 5人気
前走 フェアリーステークス(中山1600m・特指・別定)8人気2着
前々走 2歳未勝利戦(福島1800m)2人気1着
1着同枠 オレンジフィズ 牝3 54㎏ 北村宏司騎手 9人気
前走 アルテミスステークス(東京1600m・指定・馬齢)9人気14着
前々走 2歳新馬戦(福島1800m)3人気1着
2着 エンスージアズム 牝3 54㎏ 4枠7番(逆10番)岩田望来騎手 2人気
前走 2歳1勝クラス・平場(阪神1800m・5頭立て)3人気1着
前々走 2歳1勝クラス・白菊賞(阪神1600m)6人気5着
2着同枠 リフレイム マル外 牝3 54㎏ 木幡巧也騎手 6人気
前走 デイリー杯クイーンカップ(東京1600m・特指・別定)3人気13着
前々走 京王杯2歳ステークス(東京1400m・指定・馬齢)1人気5着
3着 ユーバーレーベン 牝3 54㎏ 7枠13番(逆4番)丹内祐次騎手 1人気
前走 阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神1600m)6人気3着
前々走 アルテミスステークス(東京1600m・指定・馬齢)4人気9着(2着同枠)
2021年フラワーカップを勝ったホウオウイクセルは、新潟1600mの新馬戦を3着に敗れた後、福島1800mの未勝利戦で初勝利を挙げ、続く中山1600mの別定戦のフェアリーステークスで2着になっていた馬。
ホウオウイクセルの同枠のオレンジフィズは、福島1800mの2歳新馬戦を勝利し、東京1600mの指定交流競走馬齢戦のアルテミスステークスで14着に敗れていた馬。
2着になったエンスージアズムは、中京1600mの2歳新馬戦を4着に敗れた後、東京1800mの2歳未勝利戦で初勝利を挙げ、阪神1600mの2歳1勝クラスの白菊賞で5着、阪神1800mの2歳1勝クラスの平場で2勝目を勝ち取った馬。(1800m戦2戦2勝の馬)
エンスージアズムの同枠のリフレイムは、京王杯2歳ステークスで1人気に支持されていた馬。
3着になったユーバーレーベンは、札幌1800mの札幌2歳ステークス2着、阪神ジュベナイルフィリーズ3着歴を持つ馬。
なお、2021年フラワーカップには、中山1800mの3歳1勝クラスのデイジー賞を3人気で勝ったルースが出走していましたが、9着に敗退しています。(1着平行)
2021年フラワーカップの結果から考えると、1800m戦で好成績を残している馬、デイジー賞1着馬あたりが気になります。
最後に
今年行われた重賞で、染め分け帽戦として行われたのは、3歳牝馬重賞のフェアリーステークスです。
フェアリーステークスは、シルクレーシングの馬主が同枠となり、染め分け帽戦となりました。
1着になったのは、新潟2歳ステークスを勝利し、1㎏斤量増となっていた11人気のキタウイング、2着は染め分け帽となったシルクレーシングが管理するメイクアスナッチ。
メイクアスナッチは、東京1400mの2歳1勝クラスを勝っていた馬でした。
もし、フェアリーステークスと同じことをしてくるならば、染め分け帽となった1枠は外せないことになります。
今回は、ドナウパール(パルティキュリエ)を軸にしてみます。
相手は、ゴールデンハインド、マテンロウアルテ、ミカッテヨンデイイ、エミュー、エメリヨンあたり。